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麻雀における役の複合(やくのふくごう)とは複数の役が矛盾しない形で同時に成立する状態のことをいう。役が複合すれば飜数は全て加算されるため、麻雀では常に役の複合を意識してプレイすることになる。 == 概要 == 麻雀の手作りにおいて1回のアガリで同時に複数の役が成立している場合、すべての成立役を加算して点数計算を行う。例えば下図のようなアガリの場合、 : ツモ ドラ表示牌 タンヤオ・平和・ツモ・三色同順の計4役にドラ1枚が複合して、合計6飜のアガリとなる。つまりこのような状態が、「それぞれの役およびドラが互いに複合している状態」である。 配牌とツモに恵まれ、まともな手作りを経ればより多くの役を複合させて高得点を得ることができる。上の牌姿の場合、さらに立直を掛けていれば一発や裏ドラなどが複合して、より高い得点になる可能性もある。このように麻雀とは、色々な牌の組み合わせでアガリ形を作るゲームであると同時に色々な役を狙い、それら可能な役をいくつも複合させてより高い手を狙うゲームでもある。 もちろん、諸々の理由により他の役が1つも複合しない最終形ができあがることは少なくない。例えば下のような牌姿で立直を掛けたとすると、 : ロン ドラ表示牌 裏ドラ表示牌 ツモ和了であれば三暗刻が複合したがロン和了だったためにこれが付かず、裏ドラも乗らなかったため結果としてリーチ以外に役が複合しない手になってしまった。このようなリーチのみの手、あるいは役牌のみの手や一盃口のみの手など他の役が一つも複合していない手は「ノミ手」と呼ばれる。 なお、役の複合に関してはいくつかの制約があり、これは次節で詳説する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「麻雀の役の複合」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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